「G655」は茨城県で切り出されている「稲田石」によく似た外見をしているので、「中国稲田」若しくは「新稲田」と呼ばれることがあります。
石は白と石英のグレーが混じり、黒い粒子が点々と入っています。吸水率は低目になっています。色調や品質は安定していて、採石量が多く、大きなサイズの原石も切り出されることから、大量に使われる場所でも安心して使用できます。爽やかな感じの白い色調も安定しているので、大きなビルの外壁や内壁、床材としても使われる例がたくさんあります。「G655」の清楚な色合いは、大きな建物の威圧感を抑える事ができるのではないでしょうか。
本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。
「 秋海石 」 G654系基本的には灰色の無彩色で、一番よく見かけるような御影石です。丁場によって色の濃さや若干の色味の違いがあり、同じ番号で、これほど多様な御影石が採石さ
基本的には灰色の無彩色で、一番よく見かけるような御影石です。丁場によって色の濃さや若干の色味の違いがあり、同じ番号で、これほど多様な御影石が採石されている所は他に類を見ません。採石の時期や深さで色や柄の変わることもありますが
国産 の白御影石で、古くから一番 日本に 多く輸 出 されているのが「 G603」と呼ばれる御影石です。採石場が港に近いおかげで輸送コストが抑えられるため、リーズナブルな価格を
濃い目でかわいい感じのするピンク色の御影石です。基本的にははっきりしたピンク色と白が混ざり、黒い粒子が点々と入っています。華やかなピンクの石材は壁面や床面をデザインすることができます。
「G682」は、錆御影と言う別名が示している通り、ベースの色が黄色から茶色をしています。「G682」は厳密にはトーナル岩と言う岩石に分類され、色を引き出す有色鉱物の含有量が多い石です。鉄さびを薄くしたような色合いで、アースカラーとも呼ばれる大地の色をしています。ご注意の点:大量に採石してきたことで、色に変化が出てきています。 御影石は様々な所で利用されています。「G682」は屋外の床面と壁石などの使用にも耐える石材です。